つるかめ算のパターン別問題演習

鶴亀(つるかめ)算の問題演習

つるかめ算のパターン別問題演習

つるかめ算にはいくつかの出題パターンがあります。
そこで、パターン別の演習問題を作成しました。

 

今回は基礎レベルの基本パターンツルとカメが出てこないパターンの問題を作成しました。解説を掲載していますが。まずは挑戦してみてください。

 

つるかめ算の出題パターン(1)

まずは一番の基本パターンから。

ツルとカメがあわせて17頭(羽)います。足の数をあわせると46本。
ツルは何羽で、カメは何頭でしょうか?

自分で解いてみてください。

 

つるかめ算の出題パターン(1)の答え・解き方

基本パターンの問題では、すべてどちらかと考えて解きます。
すべてツルだとすると、ツルの足の数は2本なので17×2=34。

 

足の数の合計は34本となります。
ところが、実際は46本。

 

46−34=12。
12本足りないということになります。

 

ツル1羽とカメ1頭を入れ替えることで増える足の数は2本。
(ツルは足が2本、カメは足が4本なので)

 

12本足りないので、何羽入れ替えれば良いかというと
12÷2=6。

 

ツル6羽をカメ6頭にすれば12本足が増えるというわけです。
カメが6頭なら、ツルは17−6=11羽。

 

答え.ツル11羽、カメ6頭

 

つるかめ算の出題パターン(2)

続いて考え方は同じですが、ツルとカメが出てこないパターンの問題です。

アメとチョコをあわせて10個買ったら、合計が320円でした。
アメ1個は20円、チョコ1個は50円です。

 

アメとチョコをそれぞれ何個ずつ購入したのでしょうか?

ツルもカメも出てきてませんが、これは鶴亀算です。

 

ツルは足が2本、カメは足が4本という部分が、この問題ではアメは1個20円、チョコは1個50円となっているわけです。これも自分で解いてみてください。

 

つるかめ算の出題パターン(2)の答え・解き方

解き方は同じ。
すべてどちらかだったらと考えてみます。

 

すべてアメだとしたら、1個20円×10個=200円。
ということは、320円−200円=120円足りないことになります。

 

アメ1個をチョコ1個と入れ替えると50円−20円=30円。
合計が30円増えます。

 

120円足りないので、いくつ入れ替えればいいかというと、
120円÷30円=4個。

 

4個チョコにすればOK。
合計が10個なので、アメは10個−4個=6個。

 

答え.アメ6個、チョコ4個

 

カンタンですね。
ツルもカメも出てこない問題でも、つるかめ算だと見抜けるかがポイントです。

 

つるかめ算に慣れる

今回の例題ではアメとチョコでしたが、いろいろな問題パターンがあります。
できるだけ多くの問題に挑戦してみてください。

 

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