鶴亀算が苦手という人のために気楽に読んで学べる鶴亀算に関するお話を用意しました。
考え方、解き方のヒントとなることが見つかるかもしれません。
気分転換もかねて読んでみてください。
勉強していて、これって何の役に立つのだろうと思うことは多いですよね。
社会に出てから算数で必要なのはカンタンな計算ぐらいとも思えますし…。
算数の文章題を実際に解く必要があるかというとほとんどありません。
特に鶴亀算。
「ツルとカメの足の合計と数が分かっていて、それぞれの数を求める」なんて状況は実生活では絶対にありません。
だって、ツルとカメの足を数えたなら、ツルとカメの足は違うんだから、その時点でそれぞれの数も分かりますよね。
ツルとカメの足の区別がつかない人なんているの?
と思うのが自然な疑問ですよね。
でも、算数の文章題ではここをスルーしていまします。
こうしたことが文章題が好きになれない原因になっている人も多いのではないでしょうか?
算数の文章題に出てくるような鶴亀算が実生活で必要になる人とはどんな人でしょうか?
いるとすればどんな人でしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
ツルとカメの数と足の合計数が分かっているけど、それぞれの頭数が分からない状況とは…。
ツルとカメの足が影になっていたとしても分かりますよね。
明らかにツルとカメの足は違いますし。
実際のツルとカメを考えていては、必要なさそうです。
これが人形づくりならどうでしょう?
ツルとカメの人形作りを依頼されたときに、合計の数だけ指定されて、ツルとカメの割合は任せると言われたとします。ただ、足の部分に使える材料の数が決まっている。
これなら鶴亀算が必要になりそうです。
問題文にしてみましょう。
とある町にある人形屋さんにツルとカメを全部で14頭(羽)作ってくれとの注文が入りました。ツルとカメの割合は任せるとのことです。この人形屋さんはどんな動物にもおなじ足をつけていて、いま足の部分に使える材料は44本分しかありません。この人形屋さんはツルを何羽、カメを何頭つくることができるでしょうか?
「どんな動物にもおなじ足をつけて」いる人形屋さんです。
きっとその人形は売れないんでしょうね。
ただ、これが実生活で必要な?鶴亀算です(笑)。