中学入試に出てくる人数を求める相当算の解き方の解説です。
では、問題文からチェックしていきましょう。
【人数を求める相当算の問題】
みなみ小学校の6年生は55%が男子です。また、6年生男子で塾に通っている子は11人いて、これは6年生男子の2割にあたります。
みなみ小学校の6年生は全部で何人でしょうか?
これも相当算の問題です。
2段階に分けて考える必要がありますが、その前に複雑な問題文は整理するのがコツです。
順番に見ていきましょう。
まずは、55%、2割となっている数字をあわせましょう。
これで問題文を整理すると、
相当算の公式にあてはめて、6年生男子の数を求めます。
6年生男子の数を「もとにする量」とします。
【相当算の公式】
もとにする量 = くらべる量 ÷ 割合
次に、6年生の数を求めます。
6年生男子の数が55人で、6年生全体に対する割合が0.55なので
これが答えです。
答え.100人
にし小学校の6年生は6割が女子です。また、6年生女子でクラブ活動をしている子は63人いて、これは6年生女子の70%にあたります。にし小学校の6年生は全部で何人でしょうか?
正解・解説を表示
問題文を整理します。
相当算の公式にあてはめて考えます。
【相当算の公式】
もとにする量 = くらべる量 ÷ 割合
6年生女子の人数を求めます。
63人 ÷ 0.7 = 90人
6年生全体の人数を求めます。
90人 ÷ 0.6 = 150人
答え.150人