中学受験塾に通っているのに算数の成績が上がらないという人には共通の問題点があります。
この問題点をクリアしないと、塾で一生懸命勉強していることがマイナスになってしまうことすらあります。間違った方向に進んでいないかチェックしてみてください。
塾に通って一生懸命勉強ししているのに思うように成績が上がらないということが多いのが算数です。理科や社会ではこうしたことがはありません。
暗記が一定の割合を占める科目は勉強した分だけ成績が伸びるものです。
ところが、算数は違います。問題を数多く解いても、成績が上がるとは限りません。
どうしてでしょうか?
塾に通っていることがマイナスになってしまうことがあるからです。
小学校の授業と塾の授業でまったく内容が違うのが算数です。
社会であれば、同じことをより詳しく学ぶのが塾の授業です。
ところが、算数はそもそも学校では習っていないことを塾の授業では勉強します。特殊算の解き方など中学入試では必須ですが、学校の授業では習いません。
中学入試の問題を解けるようになるための授業が中心なのが塾です。
そのための、基礎知識は身についているという前提で授業は進みます。
基礎知識のおさらいも多少はあるかもしれませんが塾の授業のメインではありません。
ということは、塾の授業では基礎知識を身につけることができないのです。
できるのは、基礎知識が身についている人が応用力をつけることです。
気をつけなければならないのは、塾の授業は基礎知識が身についていない人でも、わかった気分になってしまうことです。理由は先生の解説や話がうまいから。
基礎知識が身についてなくても、応用問題が出来ると勘違いしてしまうのです。ところが、自分一人で解こうとするとできません。だから、成績が上がらないのです。
対策は基礎知識からの復習。
ただし、塾の基礎クラスに入り直す必要はありません。
塾に通いながらでも、動画の基礎講座などを活用すればできます。
下記のスタディサプリが小学4年生の範囲から復習デキておすすめです。
自分の学年以外の分も使えるので、チェックしてみてください。