中学入試の算数で気をつけたいことのひとつがケアレスミスです。入試では「わかってた」は通用しません。正解か不正解かだけ。ケアレスミスでも白紙の不正解でも同じです。
このケアレスミスを防ぐために受験直前期にやっておきたいことを紹介します。
中学入試の試験が行われるのは、ほとんどの学校で午前中です。
受験勉強で夜型生活になってしまっている人は要注意。
午前中は頭が働かないでは意味がありません。
受験が近づいたら、朝型生活に切り替えましょう。
志望校の試験時間帯を調べて、その時間に頭がフル回転できるようにするのです。
人間の脳は起きてから2時間経過後からの2時間が最も働くといわれています。7:00に起きたならその2時間後の9:00から11:00までが最も頭が働くというわけです。
試験時間は今年度分が発表になっていなくても、基本的に前年度と同じですので、前年度分をインターネットなどで調べれば知ることができます。
朝型生活に切り替えるポイントは「朝、ちゃんと起きる」だけではありません。
午前中から頭が働くようにするのです。
そのために、オススメなのがカンタンな計算問題を解くことです。
これを続けることで、午前中から問題を解くリズムができてくるのです。
学校の授業では、必ずテストがあるとは限りません。
家で登校前に数問でいいので、計算問題を解くことをオススメします。
午前中から計算問題を解くことに慣れることで、試験本番でも同じリズムで問題に取り組むことができ、ケアレスミスの発生を防げます。
カンタンな問題でも慣れていないことをするとミスをしてしまうものです。
それがケアレスミスです。
登校前に家で計算問題を解くのは時間もなく大変だと思います。
ただ、その状況が逆に適度なプレッシャーとなりよいのです。
受験本番は限られた時間の中で問題を解かなければなりません。
時間がないとあせって計算問題を解いてしまう。その結果がケアレスミスに。
ありがちなパターンですよね。
こうした時間のない状況でミスをしない練習にもなるのです。
受験直前期は登校前に数問でよいのでカンタンな計算問題を解いてみてください。
ここでのケアレスミスは、受験本番でやってしまいがちなミスです。
本番でミスしてしまう前に、確認しておきましょう。