勉強をしているのに思ったように成績が伸びなかったり、逆に成績が落ちてしまうスランプの時期というのは誰にでもありますよね。
特に中学受験を目指している小学生の場合、中学生や高校生よりもちょっとしたことで成績が大きく下がってしまうものです。
入試まで時間があればいいのですが、6年生の秋以降など入試まで残り半年を切ったときにスランプになったときは要注意。自信を失ってほかの科目にも悪影響を及ぼすことがあります。
そこで、算数でスランプになったときにしておきたいとことを整理しました。
中学入試まで残り少ない人は、必ずチェックしてください。
スランプになったときに最初するのは間違えた問題を間違えた理由別に分類することです。
間違えた理由はいくつかあると思うので、それを書き出して分類してみます。そうすると傾向が見えてきます。その中には、入試まで半年を切った6年生の秋以降に特有なものもあります。
6年生の秋以降にはスランプになりがちな原因がいくつもあります。
例えば、気持ちのアセリからケアレスミスが増えるなど。
また、この時期は模試の問題も入試レベルに近いものになります。入試レベルの問題では100点を取るのではなく、60点、70点を取れば十分というものもあります。
そうした難易度の高い問題を100点を取ろうと思って解いていると、時間が足りなくなり、出来る問題を落としてしまうことにもなります。
いわゆる「捨て問題」を作る受験術も必要になってきます。
スランプになったということは、いままで成績が良かったことの裏返しです。
最初から成績が悪かったならスランプにはなりません。
ただ、最終調整の段階で歯車がかみ合わなくなっただけです。
不要に焦ってしまったり、全部の問題を解こうとしているなど。
これを直してもらうのはプロに個別に見てもらうのが一番です。
小6の秋以降に中学受験生で家庭教師の利用が増えるのはこのため。
もちろん中学受験に詳しい家庭教師に頼むことが大前提です。あまり直前になると予約が取れないということが毎年起きていますので、早めにチェックしてみてください。