算数に出てくる速さの公式の覚え方としては「は・じ・き」が有名ですが、いまいち覚えにくいという人もいるのではないでしょうか。算数が苦手な人にはわかりにくいですよね。
そこで、「は・じ・き」以外の速さの公式の覚え方を紹介してみたいと思います。
まず最初に「は・じ・き」の公式について確認してみましょう。
「は・じ・き」は、それぞれ次のことを意味しています。
これを円の中に当てはめると計算式がわかるというのが「は・じ・き」の公式です。
これがわかりにくいのは、どの場所が「は」なのかを覚えないといけないことですよね。
一番上が「は」で、そこから時計回りに「は・じ・き」なら、まだ覚えやすいのですが、左下から始まって反時計回りというのは、なかなか覚えられません。
算数が得意な子にとっては、このぐらいは難なく覚えられるのかもしれませんが、苦手な子にとってはカンタンではありません。別の方法で覚えましょう。
算数が苦手な子にとっては具体的な数字で当てはめて考えるほうが覚えやすいものですし、間違いも起きないものです。速さの公式はカンタンなかけ算だけ覚えればOKです。
は(速さ) × じ(時間) = き(距離)
⇒ 時速2キロの速さ で 3時間進む と 6キロになる
覚えるときは下記のようにしましょう。
「は・じ・き」は「2(ニ)、3(サン)が6(ロク)」
速さの公式は3つすべて覚える必要はありません。
ひとつを覚えていれば、あとは式を変形して覚えられます。
は(速さ) × じ(時間) = き(距離) で かけているものをイコール(=)の反対側に持ってくるには割れ(÷)ばOKです。
に変形できます。
円に書いて覚えるのが苦手な人は「は・じ・きはニサンがロク」と覚えるようにしましょう。