
6の倍数を見つける方法は、2の倍数の条件と3の倍数の条件を使います。
この2の倍数と3の倍数の条件が両方成り立つのが6の倍数です。
例えば、12と21で考えてみます。
どちらもすべての位の数を足すと3です。
12は1+2=3、21は2+1=3。
このため3の倍数の条件は12も21もあてはまります。
12=3×4、21=3×7でどちらも3倍数です。
ただし、2の倍数の条件が違います。
12は下1ケタの数字が2なので偶数、21は下1ケタの数字が1なので奇数です。
つまり、12は2の倍数ですが、21は2の倍数ではありません。
整理すると次のようになります。
6の倍数となるのは、2の倍数の条件も3の倍数の条件も成り立つときです。
よって、12は6の倍数(12=6×2)だが、21は6の倍数ではないということになります。
2つの条件を組み合わせて考えるというのは複雑そうですが、2の倍数の条件がカンタン(下1ケタの数字が偶数)なので、慣れてしまえば、難しくありません。
では、慣れるための練習問題に挑戦してみてください。
【練習問題】6の倍数なら〇、6の倍数でなければ×で答えなさい。
数字 | 答え |
---|---|
問題1 | 答え1 |
問題2 | 答え2 |
問題3 | 答え3 |
問題4 | 答え4 |
問題5 | 答え5 |
赤い部分をクリックすると正解が表示されます。