解いて覚える切手の鶴亀算問題

解いて覚える切手の鶴亀算問題

切手の鶴亀算とは

切手の鶴亀算問題とは、ツルとカメの代わりに値段のちがう2種類の切手(例、80円切手と120円切手)が出てくる問題です。次のように出題されます。

【切手の鶴亀算問題(1)】
80円切手と120円切手をあわせて15枚買ったら、合計で1400円でした。80円切手と120円切手をそれぞれ何枚ずつ購入したでしょうか?

 

解き方考え方鶴亀算と同じです。
順番に見ていきましょう。

 

解いて覚える切手の鶴亀算問題(1)

【切手の鶴亀算問題(1)】
80円切手と120円切手をあわせて15枚買ったら、合計で1400円でした。80円切手と120円切手をそれぞれ何枚ずつ購入したでしょうか?

 

ツルとカメが出てくる鶴亀算のときと同じように、全部がどちらかだったらと考えて解いていきます。

 

まず、全部80円切手だったらと考えてみます。
すると、15枚買ったので80×15=1200円になります。

 

ところが、実際は1400円でした。
差額は、1400ー1200で200円。200円少ない(足りない)ですね。

 

80円切手を一枚120円切手にすると、120−80=40で、40円分金額が上がります。

  • 全部80円切手だと200円足りない
  • 80円切手を1枚120円切手に換えると40円増える

ということは、200÷40=5で、5枚を120円切手にすればいいことがわかります。15枚のうち5枚が120円切手なので、80円切手は15−5=10で、10枚となります。

 

念のため確認してみましょう。

  • 80円切手10枚で、80×10=800円
  • 120円切手5枚で、120×5=600円

800+600=1400円であってますね。

 

答え.80円切手10枚、120円切手5枚

 

解いて覚える切手の鶴亀算問題(2)

切手の値段を変えた問題で再確認しましょう。

【切手の鶴亀算問題(2)】
80円切手と90円切手をあわせて14枚買ったら、合計で1180円でした。80円切手と90円切手をそれぞれ何枚ずつ購入したでしょうか?

 

考え方は同じです。

 

まず、全部80円切手だったらと考えます。
すると、14枚買ったので80×14=1120円になります。

 

実際は1180円なので、差額は、1180ー1120で60円です。80円切手を一枚90円切手にすると、90−80=10で、10円分金額が上がります。

  • 全部80円切手だと60円足りない
  • 80円切手を1枚90円切手に換えると10円増える

ので、60÷10=6で、6枚を90円切手にすればいいことがわかります。
14枚中6枚が90円切手なら、80円切手は14−6=8枚。

 

確認すると、

  • 80円切手8枚で、80×8=640円
  • 90円切手6枚で、90×6=540円

640+540=1180円であってます。

 

答え.80円切手8枚、90円切手6枚

 

解いて覚える切手の鶴亀算問題(3)

最後にもう一度、確認。くりかえし解いて考え方をマスターしましょう。

【切手の鶴亀算問題(3)】
80円切手と120円切手をあわせて24枚買ったら、合計で2440円でした。80円切手と120円切手をそれぞれ何枚ずつ購入したでしょうか?

 

全部80円切手だと…
80×24=1920円となる。

 

実際の金額との差は、2440ー1920=520円。
80円切手を120円に換えることの差額は40円。

 

何枚80円切手を120円切手に換えればよいかというと…
520÷40=13枚。

 

24枚中13枚が120円切手なので、80円切手は11枚。

 

答え.80円切手11枚、120円切手13枚